
35年前の事実と製作中の映画のストーリーが交錯するうえに、夢か幻覚のような場面もかぶさる。クライマックスで、この3つの世界が交わるのだが、ここに清水監督の天才ぶりを実感できるだろう。近年のホラーは、結末がどんなに意外でも、新鮮さを感じるのは稀だが、本作は、その点もクリア。ラストは、静かな恐ろしさに加え、驚きも満点だ。もちろん、夜道を走るトラックの運転手が味わう恐怖など、正統派ホラーらしい演出も完璧。中盤までは目立たないが、後半での優香の狂気の表情は、彼女のイメージを変えるほどの凄まじさである。ホラーであると同時に、映画製作の舞台裏が楽しめるのも本作の特徴。 (Amazon)
2006.01
出演:優香、香里奈、椎名桔平、 杉本哲太、小栗旬
監督: 清水崇
感染 予言
